国家安全保障評議会のソンティ議長は8日、先に首相の罷免を要求する声明を発表した元パランタム党党首のチャイヤワット・シンスウォン氏を始めとする反タクシン派団体幹部と直接面会し、首相の罷免を要求する要求書を受け取りました。 ソンティ議長が非政府系団体幹部と直接面会し要求書を受け取るのは、昨年2月にプレーム枢密院評議会議長にタクシン前首相の罷免嘆願書を提出したソンティ・リムトーングン氏と陸軍司令官としての立場で公邸内で面会して以来の異例の対応で、今回の対応の背景にスラユット首相に対して国家安全保障評議会側からの何らかのシグナルを送る意図があったのでは無いかとの憶測が飛び交っているようです。 チャイヤワット・シンスウォン氏は、民主主義市民連合が結成される前からソンティ・リムトーングン氏が公開放送という形を取って行っていた反タクシン派の集会の演台に立っていた事でも知られています。 参考
反タクシン派団体、評議会議長に対して首相の罷免を要求する声明【Coup D'etatの最新記事】
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