タイ・ラック・タイ党の元幹部党員が中心になって設立されたPTVのウィラ会長は1日、地方の住民と民主主義制度に関する意見交換を行うために、ソンクラーン明け以降に集会開催場所を地方へ移動させる方針を明らかにしました。 また、これまで開催された二回の集会に関しては、国家安全保障評議会だけでなく、ここにきてPTVの攻撃に動き出した民主主義市民連合幹部にも激震をあたえることが出来たとの評価を下していました。 一方、PTV幹部のヂャトゥポン副会長は、PTVがプレーム枢密院評議会議長の罷免を要求する署名集めに関与していると指摘したソンティ・リムトーングン氏系のプーヂャッガーン紙及び民主党のアロンゴン副党首を名誉毀損で告発する為に2日13:00に警察犯罪防止取締局に被害届を提出する方針を明らかにしていました。 また、ヂャトゥポン副会長は、1日に73歳の誕生日を迎えたサノ・ティヤントーン氏が、PTVは大物から資金支援を受け政治的な思惑を持って活動を行っている団体で、集会参加者を金で集め国益よりも己の利益を優先して活動していると非難した事に関しては、まずサノ氏自身が前言通り資金支援者に関する確固たる証拠を提示するべきであると指摘した上で、同様に名誉毀損で告発する方向で検討を行っている事を明らかにしていました。 因みに、先に資金支援者に関する決定的な資料を提示すると発表していたサノ氏は、1日になって既に国家安全保障評議会と政府側が同様な情報を掴んでいるとして発表を見合わせていました。
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