国家安全保障評議会のサンスゥン報道官は13日、同日開かれた定例会議の席上でタクシン前首相が評議会及び政府攻撃の為に開設した(同報道官の言のまま)hi-thaksin.netが社会対立を煽動する恐れがあるとして、ゴーソートー社(CAT)に対してサイトの背後関係に関する調査を行うと共に国内情勢に与える影響を考慮した上で法に則り「適切な措置」をサイトに対して講じるよう指示する方針を決定した事を明らかにしました。 発言の中でサンスゥン報道官は、全ての階層から寄せられる異なった意見に耳を傾ける評議会側の方針には変わりは無いものの、社会対立の煽動を目的とした前政権関係者の意見に耳を傾ける方針は評議会側には無いと明言していました。 * その後の報道によると、13日夕方過ぎまでに「適切な措置」を講じるよう指示を受けたCAT側によって遮断措置が講じられたようです。また、遮断直前にwebmaster名義で「本サイトは純粋にタクシン前首相を激励する目的で開設したもので、同前首相やタイ・ラック・タイ党とは一切無関係である」といった内容の文言が記されていたそうです。
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