民主党のステープ幹事長は23日、タクシン前首相が国内情勢を煽動する目的で自身の帰国の是非をネタに政治ゲームを仕掛けていると指摘しました。 発言の中でステープ幹事長は、常に早期の帰国実現を希望していると語っていたタクシン前首相が、政府側が帰国実現に動き出しているのを見て、今度は国内の情勢を煽る恐れがあるとして安定するまでは帰国するべきではないと語っている事そのものが、まさしく国内情勢を煽動する目的で仕掛けた政治ゲームに他ならないと指摘した上で、政府に対して前首相の動静に過剰に反応する事無く法律に則り粛々と対策を講じていくべきであると指摘していました。 一方、一部の高級官僚が前政権関係者が関与した汚職疑惑の解明を進めている国家毀損行為調査特別委員会の解明作業に協力する姿勢を見せていないとされている事に関しては、依然高級官僚の中にタクシン政権時代に恩恵を受けた者が少なからずいると指摘した上で、政府側は汚職の解明に協力しない行為も汚職と同様に国家に損害を与える行為であると理解し、その様な官僚に対して厳格に処分を講じるべきであると指摘していました。
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