・10日夜半、パッターニー県サーイブリー郡内で、学校が放火され教室棟の一部が焼損。同郡内では、当日朝に隣接するバンゴー郡内の地区付き医師男性が運転する小型トラックに乗車していた女性教師が銃撃され死亡する事件が発生していた。11日付の一部紙面によると、死亡した女性教師は、非公然分離主義組織を統轄するブーサートゥー首領のワンカディル・ヂェマー氏の姪。 ・11日11:35頃、パッターニー県マイゲーン郡内で、郵便配達の為にバイクで路上を走行中だった47歳の郵便局職員が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。 ・11日15:30頃、ナラーティワート県県都内で、学校へ子供を迎えに行くためにバイクで路上を走行中だった41歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され意識不明の重体。 ・11日16:00頃、ヤッラー県ラーマン郡内で、授業を終え自動車で帰宅途上にあった49歳の男性学校教師が、小型トラックに乗った人数不明の一味の銃撃を受け死亡。男性教師は、他の学校教師全員が当局関係者の護衛付きで帰宅の途につくのを見届けた後に、護衛無しで帰宅の途についていた。 ・11日16:30頃、パッターニー県サーイブリー郡内で、バイクで路上を走行中だった郡課外教育センターの56歳の用務員男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。 ・11日16:30頃、パッターニー県トゥン・ヤーン・デーン郡内で、交通整理の任務を終えバイクで署に戻る途上だった郡警察所属の交通警察官二人が、バイク二台に分乗した四人組に銃撃され二人とも重傷。警察側は、地域内に潜伏する新興分離主義組織のRKK関係者による犯行との見方を示す。
【南部情勢の最新記事】
パッターニーの結婚式会場で発砲、新郎の父...パッターニーで銃撃戦、分離主義組織関係者...新興分離主義組織幹部を逮捕、パッターニー...ナラーティワートで金行店主が射殺、貴金属...仏教徒の男性が射殺された上で車もろとも火...タイの地元新聞を読む