警察は6日、約7年前に元民主党所属議員のパナワット・リヤンポーンパン氏が銃撃され重傷を負った事件の容疑者として、殺し屋リストの38番目に記載され身柄を追われていた男を都内クローン・タン区内にあるアパートで逮捕した事を明らかにしました。 元バイクレースのチャンピオンだった男は警察に対して、主犯格として身柄を追われている男の為に3,000バーツでバイクを手配しただけで、銃撃には直接関わっていないと証言しているようです。 事件は、1999年12月18日に、都内ソーイ・プラディパット内にあるコンドミニアムの駐車場内で、当時ブリーラム県選出の民主党所属下院議員だったパナワット氏が二人組の男に銃撃され重傷を負ったもので、銃撃犯の一人として逮捕された男の証言からマフィア系と知られ当時農業・協同組合副大臣だった同じくブリーラム県を地盤とするネーウィン・チットチョープ氏の実兄であるタウィーチャイ容疑者氏が首謀者であるとして逮捕状が発行されるに至ってました。 尚、タウィーチャイ容疑者は事件後姿をくらましており、一説ではカンボジア領内に潜伏中であると伝えられていました。また、当時ネーウィン氏は、事件との関わりを否定すると共に、高まっていた副大臣辞職要求を足蹴にしていました。
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