国家毀損行為調査特別委員会内に設置されたCTX9000調達汚職調査分科委員会のトートラグーン報道官は13日、タクシン前首相が帰国するとの噂を聞きつけた証人が、己の身の安全を守る為に姿をくらます可能性があることを明らかにしました。 発言の中で、トートラグーン氏は、タクシン前首相が帰国するとの噂が広がっている事を受け、CTX9000の調達に絡む汚職疑惑を解明していく上で重要な証人の間に同様が広がり、身の安全に不安を感じた証人が身を守るために姿をくらまし、12月4日を報告期限にして進められている解明作業に支障を来す恐れがあることを明らかにしていました。 また、トートラグーン氏は、これまでに民間及び政府関係者5-6人に事情聴取を行った結果、特に権力側への金銭の流れを解明する上で極めて有用な情報が得られている事を明らかにしていました。 尚、この発言に前後して、国家毀損行為特別調査委員会のナーム委員長は、タクシン前首相が帰国するという噂が、調査の進展に影響を与え得ないとの認識を示していました。
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