国家安全保障評議会のソンティ議長は10月31日、2004年3月に発生したイスラム弁護士協会会長(当時)のソムチャーイ・ニーラパイヂット氏が失踪した事件に、タクシン前首相に極めて近い人物が背後で関与してい可能性が非常に高いことを明らかにしました。 しかしソンティ議長は、これまでに報告を受けている捜査資料から前首相に近い人物が関与していた可能性が高いとしたものの、具体的な人物像については明らかにしませんでした。 この事件に関しては、過去にタイ弁護士協会の関係者が、拉致に関与した容疑で逮捕された警察官等の通話記録から首相官邸内に強い影響力を持っている人物が背後で指示していた可能性が濃厚になっているが、当該人物が官邸内で影響力を持っている限りは立件は不可能であろうとの悲観的な見通しを示していました。
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