ABACポールが行った調査で、スラユット首相に関して65.1%の回答者が信頼できる、63,2%の回答者が誠実で善良な人と回答し、更に50%以上の回答者が利権とは無縁、真摯に問題解決に取り組む姿勢を感じられる、全力で職務に邁進していると回答するなど、総じて同首相に対して好印象を持っているとの結果が得られているようです。 また、タクシン政権と現政権との比較では、60%以上の回答者が政治倫理面で優れている、43%の回答者がビジネス利権との関係が薄いと好意的な結果が出ている一方で、職務遂行面では僅かに38%の回答者が国民が抱える問題に対する迅速な対応が期待できると回答し、貧困問題等の解決面で多少の不安を国民が抱いている事を示唆する結果が出ているようです。 尚、タクシン政権の方が国民が抱える問題に対する迅速な対応が期待できたと回答した者は
26.4%と、スラユット政権より多少落ちる結果になっています。 一方、スラユット首相とタクシン首相との比較では、43.4%の回答者がスラユット首相の方が正直、19.8%の回答者が前首相の方が正直と回答、更に対外イメージでは、スラユット首相の方が優れていると回答した者が22.6%だったのに対して、前首相の方が優れていると回答した者が13.2%という結果になっているようです。 この調査は、全国1,864人を対象に行われたもの。【Coup D'etatの最新記事】
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