関電不動産開発(大阪市)は23日、タイ・バンコク現地パートナーのThe Nest Property 社と共同で、分譲戸建住宅プロジェクト「エイビアン・クルンテープクリタ(AVIAN Krungthepkreetha)」に参画すると発表した。
同社によると、同プロジェクトはバンコク中心部から東へ約15km(車で約30分)の高級住宅街「クルンテープクリタエリア」(サバンスーン区)の一角に位置。敷地面積は約6.8ヘクタール。2階建て戸建て166戸を開発する。工期は2023~2027年の予定。
同住宅街は主要幹線道路の一つであるシーナカリン・ロムクラオロードに面しており、バンコク中心部へ直接アクセスできる。周囲には大学やインターナショナルスクールなどの教育機関、病院、商業モールが集積。同エリアへの人口流入は近年、顕著となっている。
同社がタイ・バンコクで分譲戸建住宅プロジェクトに参画するのは2度目。同社は2021年4月、タイにバンコク事務所を設立。タイを重点投資国の一つと位置付け、現地パートナーと事業拡大を図っている。