穀物加工機械の製造販売を手掛ける明治機械は、25日開催の取締役会で、飼料プラント設計やプラント用機械の製造を行うタイのTriumph Engineering社(バンコク)と、業務提携の締結を決議したと発表した。業務提携により、関連機械の輸入ルートの拡大と、東南アジアでの明治機械の製品の輸出販売体制を整備する狙い。
明治機械によると、同社は、Triumph Enginnering社の製品を日本国内で独占的に販売する権利を持つ。契約期間は2024年4月25日から1年間。Triumph Enginnering社は、東南アジアで明治機械の製品を販売する権利を持つ。
また両社は、互いが販売した設備機械について、現地でメンテナンスができるよう定期的な技術協力を行うという。
明治機械の製品輸出は、代理店チャンネルが少なく、現地でのメンテナンス体制が課題だった。Triumph Engineering社との協業で、海外輸出の販路開拓が期待できるとしている。