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　日本ＣＭＫは、子会社ＣＭＫコーポレーション・タイランドが持つタイ中部プラーチーンブリー県にある３０４工業団地内の工場を増設することを決定したと発表した。投資額は約５０億円、今年１２月より順次稼働を予定している。増設後の生産能力は約２５％増加する。

　主力の車載基盤市場は、世界での新車販売台数の増加に加え、予防安全・運転支援のニーズ拡大による先進運転支援システム（ＡＤＡＳ）の普及、環境規制強化による次世代自動車の普及などが追い風となり、市場拡大が続いている。

　同社グループとしても受注増加に対応するため、生産能力増強と生産性の向上が急務としており、タイ工場の増設を決めた。