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　タイの石油精製大手バンチャーク・ペトロリアム（ＢＣＰ）傘下のビーシーピージージャパンは、秋田県にかほ市大竹地区に太陽光発電所「ＡＫＩＴＡ ＮＩＫＡＨＯ発電所」が完工し、商業運転を開始したと発表した。

　同発電所の最大出力量は１３．１６メガワット、年間発電量は約２７００世帯の消費電力に相当する約１４２６万６０００キロワットアワーを想定している。大森部落牧野農業協同組合および金浦大竹牧野農業協同組合などが所有する２６万１５２０平米の事業用地に建設された。

　大和ハウス工業が設計・施工、太陽光パネルは中国系トリナ・ソーラーのパネル４万２８００枚を東芝三菱電機産業システムのパワーコンディショナー１２台に接続し、発電した電力は全量を固定買取価格制度を活用し、東北電力に全量売電する。

　発電所の建設資金は、北都銀行、羽後信用金庫、秋田信用金庫、秋田県信用組合から、プロジェクトファイナンスで調達した。