最近外務省が募集をかけた人材のレベルに対して、給料が低すぎるとしてインターネット上で話題になっている。
タイ地元紙によると、同省が今月11日に公開したもので、募集している内容は以下の様な人材だそうだ。
・映像撮影などが得意でカメラやビデオカメラの取り扱いができ、写真・映像などの編集ができる人。
・外出や時間外労働が多いため、頭の切り替えなどがうまくでき、器用な人。
・タイ語、英語によるコミニケーションが取れる人。
仕事内容については、静止画・動画撮影および管理・編集。この他雑務もあるそうだ。契約期間は4月から6ヶ月間、給料は月給1万6000バーツだそう。
これに対してインターネット上では、「高い要求、奴隷並みの報酬」や「デパートの立っているだけの従業員より安い」など、給料が低すぎると批判が殺到している。
タイの公務員は大卒初任給で1万5000バーツとなっており、今回募集をかけている人材の給料が批判されるほど低いものではないように見ることができる。だが公務員より給料水準が高い民間企業がこのような人材を募集する場合、この給料で募集をしても応募者は限りなくゼロに近いだろう。