昨日夜、ソムチャイ首相が反タイ政府団体の民主主義市民連合(PAD)によって封鎖されている、スワンナプーム国際空港とドンムアン空港の2空港に対し非常事態宣言を発令した。これを受け、在タイ大使館より注意喚起が発表されている。
以下在タイ大使館より転載
スワンナプーム及びドンムアン空港周辺地域への非常事態宣言発令に伴う注意喚起
1.11月25日以降、市民民主化同盟(PAD)等が開催する大規模集会により、スワンナプーム空港等が占拠されていること等を受け、27日午後9時に、ソムチャイ首相は、スワンナプーム空港、ドンムアン空港、及び両空港周辺地域に限定して「非常事態宣言」を発令しました。
これにより、法令の規定に基づき同地域にて「外出の禁止」「集会の禁止」「報道の検閲」「交通の規制」、「指定場所への立入禁止」等が行われます。
2.つきましては、タイに渡航・滞在される方は、報道等から最新情報の入手に努めるとともに、首相府等の政府機関、スワンナプーム空港、ドンムアン空港等の集会が開催されている空港、その他の集会・デモ等には絶対に近づかないようにし、不測の事態に巻き込まれないよう引き続き十分注意してください。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8501、696-3001
(66-2)207-8502、696-3002
FAX :(66-2)207-8511