タイ政府が本日(10日)午後より、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)の強制排除に乗り出したことから、在タイ日本大使館より注意喚起が行われている。
以下在タイ日本大使館より転載
反独裁民主戦線(UDD)等による集会実施に関する注意喚起
(2010年4月10日18:00現在)
1.10日(土)午後6時現在、UDDが集結しているパンファー橋周辺では、軍による放水、催涙ガス等を使用してのデモ隊の強制排除が始まっており、小競り合いが続いています。政府側は本日中にデモ隊の排除を終了するとしています。ついては、同地域には近づかないよう注意願います。
2.また、政府は、ラーチャプラソン交差点付近(セントラル・ワールド周辺)のデモ隊についても、いずれかの時点で強制排除に出ると発表しており、今後、状況が緊迫化する可能性があります。既にBTSはこの影響で全線運行を休止しています。
ついては、同地域の状況を注視し、報道等により最新情報を入手するとともに、当該地域への外出をできるだけ控えるよう、また、当該地域に居住されている邦人の皆様におかれては外出に際しても細心の注意を払われますようお願いいたします。
3.つきましては、タイに渡航・滞在される方は、本情報を基礎情報として、今後とも報道等から引き続き国内の治安情勢に関して注意を払い最新情報の入手に努めるとともに、今後とも集会・デモ等が開催されている地域の付近には近づかないようにし、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
FAX :(66-2)207-8511