タイ鉄道公団(SRT)のスシャッシャウィー氏は、スワンナプーム国際空港とバンコク都心を結ぶ鉄道「エアポートリンク」の建設プロジェクト工期を370日間延長する許可を出したことを明らかにした。シノタイ・エンジニアリング&コンストラクション(STEC)とB.グリム(BG)が共同で、同プロジェクトの建設を進めていたが、以前鉄筋の強度不足などで一部建設のやり直しなどにより、180日間の工期延長を申し出ていた。
今回の延長は、SRTが土地の買収が計画通りに進められなかったことにより、BGへ土地の引渡しが予定より遅れたことなどもあり、延期することとなった。この370日の延長は、以前180日の工期延長期限だった今年2月3日より数えられる。
370日の工期延長後、90日のシステムテスト期間を設けた上で、その後一般公開となるため、来年末に運行開始される予定となるようだ。