タイ地元紙によると、15日午前8時頃バンコク都内プラナコーン区プラピンクラオ橋下を流れるチャオプラヤー川でタイ人男性(29)の遺体が流れているのが発見された。青布で口を封じられ全身を殴打された跡があった。
また同日正午頃、同じ橋のトンブリー側近くでタイ人男性(29)の遺体が流れているのが発見された。先に見つかった男性同様に全身を殴打された跡があった。
検死によると、死後2日ほど経っていると見られるが、死因は不明だという。
その後の調査で、この2人の男性は都内ラープラオ区の警備員であることがわかった。この2人の男性は13日午前2時頃、勤務先からタクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)を中心とした赤服集団の集会に参加すると言い、バイクで出かけて以来連絡が取れなかったという。