エネルギー規制委員会事務局(OERC)によると、タイは22日午後8時58分に電力消費量が3万5830メガワットに達し、過去最高を更新した。これまでの最高記録は、2023年5月6日午後9時41分の3万4826.5メガワットだった。
プラチャーチャート・トゥラキットの24日付報道によると、全国の平均気温は35~38度で、同日の最高気温は42度だった。夜間の電気使用量も増加しており、タイ発電公社管内の4月電力消費量は6回記録を更新している。
1回目は4月1日午後9時に3万3340.1メガワット、2回目は4月2日午後8時51分に3万3827.1メガワット、3回目は4月4日午後9時に3万4196.5メガワット、4回目は4月5日午後10時22分に3万4277.4メガワット、5回目は4月6日午後8時54分に3万4656.4メガワット、6回目は4月22日午後8時58分に3万5830メガワットを記録した。
2024年に初めて3万メガワットを超えたのは、2月22日午後7時26分で3万849.9メガワット。2回目は3月7日午後7時47分で3万2704メガワットだった。
エネルギー省は、今年のピーク時電力使用量が最高で3万5000~3万6000メガワットまで上昇すると予測。通年の1時間当たりの電力使用量は、前年比3.1%増の21万170キロワット(GWh)を見込んでいる。