タイ投資委員会(BOI)は、1~3月のBOI申請件数が前年同期比9%増の397事業、投資総額は同77%増の1857憶3000万バーツだったと明らかにした。プラチャーチャート・トゥラキットがこのほど報じた。
BOIが投資を奨励する対象業種への申請は205事業だった。投資額は1544億1400万バーツで、申請全体の84%を占めた。業種別では多い順に、家電・電子部品、食品加工、薬品、自動車と関連部品だった。
「スマートで持続可能な産業」への申請は77事業で、投資額は44億3400万バーツだった。そのうち省エネや再生可能エネルギー関連事業が60件で、投資額は33億3300万バーツだった。
東部経済回廊(EEC)へのBOI申請は128事業で、投資額は84%増の1011億300万バーツだった。最も申請が多いかったのはチョンブリー県で、ラヨーン県、チャチューンサオ県と続いた。
全国の工業団地への申請は114事業、投資額は313%増の1221億4500万バーツだった。投資事業は家電や電子部品、石油化学、薬品、自動車と関連部品が多かった。
海外からのBOI申請は10%増の211事業、投資額は115%増の1552憶5500万バーツだった。国別では韓国が最多で314億バーツ。2位はシンガポールで297億4200万バーツ、3位は中国で250億100万バーツ、4位は日本で247億7100万バーツだった。