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　タイ商務省知的財産局は、今年1～3月の知的財産侵害事件が前年同期比12.7％増の497件で、押収品は79.6％増の58万601品に上ったと明らかにした。新型コロナウイルス感染症に伴う入国規制が撤廃され、外国人旅行者向けの土産店などが通常の営業に戻ったことが要因だという。タイラット・マネーが17日報じた。

　同局は国家警察庁や司法省特別捜査局（DSI）、関税局、知的財産所有者と協力して取り締まりを実施した。4月単月では、実店舗・オンラインショップ119件で57万825品を押収した。

　商標権違反は最長禁固4年、罰金最高40万バーツ。またはその両方が科せられる。著作権違反は最長禁固4年、罰金最高80万バーツ、またはその両方。通報や情報提供は公式サイト「www.ipthailand.go.th」か、ホットライン1368へ。

［取り締まり対象地域］
（北部）ナコーンサワン県、ピッサヌローク県、ラムプーン県、チェンマイ県
（中部）プラチュワップキーリーカン県、パトゥムターニー県、ノンタブリー県
（南部）ソンクラー県、クラビー県、プーケット県、パンガー県
（東部）チョンブリー県
（東北部）スリン県、ウボンラーチャターニー県、アムナートチャルーン県、カーラシン県、ナコンラーチャシーマー県、ナコーンパトム県
（バンコク都）マーブンクロンセンター（MBK）、スクムウィット通り、シーロム通り、パッポン通り、カオサーン通り、プラトゥーナム市場、プラティナム・ファッションモール、サンペン市場