日本の経済産業省は、タイの工業省と科学物質管理の強化に関する協力に関する覚書(MOC)を締結したと発表した。
タイでは第4次化学物質管理国家戦略計画(2012-2021年)に基づき、化学物質管理の高度化が進められており、タイの化学物質管理の高度化を支援するため、12年8月、川上大臣官房審議官(当時)とプラパット工業省工場局長(当時)との間で初めてMOCを締結しました。このMOCに基づく協力の成果を踏まえ、今回新たなMOCを締結することとなった。
新たに締結されたMOCは、第1期MOCの成果を踏まえ、タイにおける効率的な化学物質管理制度の構築をさらに支援することを目的とした3年間の協力覚書で、タイ工業省工場局とのワークショップによる技術協力によって、タイにおけるリスク評価制度の構築等の支援を行う予定。またこれらの成果の確認と今後の方針について、引き続き政策対話等を通じてタイ側と検討していくそうだ。