14日にバンコク都内で開催されたタイ・ミャンマー合同ハイレベル委員会(JHC)で、ダウェイ開発の統括会社に日本政府も出資することが決定したそうだ。
タイ地元紙によると、タイとミャンマーが共同で設立したダウェイSEZデベロップメントに、日本政府も600万バーツ出資することを決め合意書にサインしたそうだ。これにより同社の資本金は1800万バーツとなる。
ソムキット副首相は、日本政府が参加することでこれまで計画していたものを大幅に上回るものができるとして、日本側に期待を寄せているようだ。
同委員会の次回開催時期は来年2月。
ダウェイはミャンマー南東部の海岸に位置し、ベトナムのホーチミンからカンボジアのプノンペン、タイのバンコクを結ぶ南部経済回廊の終着地。バンコクから約300キロと近いことから、タイとしては物流の拠点に開発するべく、以前から日本を巻き込もうと必死だった。