タイの捜査当局は2日、未成年者に最大9年間、物乞いを強要した疑いで、アートーン容疑者(36歳)とピムウィモン容疑者(32歳)を中部ナコンパトム県ムアンナコンパトム郡で逮捕した。
カオソッドの報道によると、容疑者2人は夫婦。当局は、17歳・16歳.11歳の子ども3人を救出した。捜査当局によると3人はホームレスで、容疑者らが引き取って育てていた。容疑者らは、3人に教育を受けさせず、3~9年間、昼間の家事と夜間の物乞いを強制。毎日午後6時から午前2時まで、寺院やコンサート会場、パタヤなどの観光地で物乞いさせていた。
さらに、通行人の同乗を誘うため、物乞いの際に制服を着るよう強制。金銭を入れる箱には容疑者の銀行口座のQRコードを取り付け、デジタル送金できるようにしていた。子どもたちに送金記録も義務付け、収入の証拠を提示できない子どもに暴言を吐いたり体罰したりしていた。
捜査当局は、現金5万2200バーツ(多くが20バーツ札)、自動車2台、バイク6台、サイドカー付きバイク2台、金3バーツ相当、物乞い用の箱、学生服、QRコードステッカーを押収。子ども3人は現在、社会開発・人間安全保障省の保護下にあるという。