商業銀行大手カシコーン・バンク(KBANK)傘下の総合研究所カシコーン・リサーチ・センター(KRC)の調査によると、2022年12月の経済状況指数(KR-ECI)は、前月の35.0から34.7に低下した。光熱費が上昇するなど、物価高が家計を圧迫した。一方で政府の支援策や観光事業の回復で雇用状況が改善し、3カ月後のKR-ECIは上昇する見込み。
中国政府が自国民の海外旅行を解禁したことで、タイの観光事業者は中国人旅行者の増加に期待を寄せる一方、現実には多くの矛盾を抱えている。新型コロナウイルスの水際対策では、タイ保健省疾病管理局(DDC)と民間航空局(CAAT)の方針に食い違いが見られた。感染状況が悪化している中国から旅行者が入国することを各国は不安視。帰国前検査の義務化を発表した国もある。