私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが、28県内在住の5,001人を対象に9月から10月にかけて行った調査で、女性の平均幸福量が10点満点中6.64点と6.50点だった男性の幸福量を上回っていたことが明らかになった。
また、50歳以上の幸福量が6.74点と最も高い一方で、大学卒業間近及び就職したばかりの年齢層の幸福量が6.37点と最も低く、また学歴別では、高卒以下の幸福量が6.63点と、それぞれ6.27点と6.30点だった大卒及び修士終了以上の幸福量を上回った。
更に、所得別では、最低の収入レベルである月5,000バーツ未満の収入の回答者の幸福量が6.75点と、6.43点だった月2万バーツを超える収入の回答者の幸福量を上回り、また月5,000万バーツ未満の収入の回答者の個別幸福量に関しては、国王に対する敬意が9.43点と最も高く、以下、家族関係(7.97)、精神衛生(7.71)、健康(7.67)、文化(7.56)と続く結果になり、更に職業別では、定年退職層及び主婦の幸福度が6.88点と最も高い一方で、失業者及び民間企業従業員の幸福量が6.35点と最も低かった。
一方、政治的スタンス別の幸福量に関しては、政府支持層が7.00点と最も高く、以下、無党派層の6.42点、政府不支持層の6.22点と続く結果になった。
今回の調査対象者の内、31.2%の回答者が政府を支持する、15.1%の回答者が政府を支持しないと回答し、半数を超える53.1%の回答者が無党派層であると回答した。
タイの地元新聞を読む