ポストトゥデー紙によると、8日3:40頃、パヤオ県県都内にある赤服軍団系のコミュニティーラジオ局前に駐車してあった小型トラックが何者かに放火され半壊するという事件が発生した。
また、ラジオ局の局長で小型トラックのオーナーでもある男性が、火が上がった車内から通信機を取り出した際に軽傷を負った。この放火による放送への影響は無いという。
警察側は、県内に複数存在する赤服軍団同士の対立、または第三者による政治的利益追求目的のいずれかが放火の背景にあると見て捜査を開始した。
一方、デイリーニュース紙によると、8日6:00過ぎ、アユッタヤー県ワンノーン郡内のパホーンヨーティン通り上に鋲が撒かれるという事件が発生した。
バンコクのラーチャプラソン交差点で開催されている反独裁民主主義同盟の集会に合流する為にコーンケーン県から移動中の300台以上の赤服軍団の車列の進行を妨害する目的で鋲が撒かれたと見られている。
鋲は車列がナコンラーチャシーマー県パークチョン郡内を通過しサラブリー県内に向かっていたころから、黒色の乗用車から撒かれていたとされ、この鋲により百数台の車が事故やパンクを引き起こしていたという。
車列に参加していた赤服軍団は、鋲を撒いていた奴らこそが本物のテロリストだと非難していたという。
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