2003年1月26日に都内ソーイ・スクムウィット10にあったスクムウィット・スクエアーで発生した破壊・強制撤去事件に絡んで起訴されていたチューウィット・ガモンウィシット氏ら130人に対する判決公判が13日午前バンコク南刑事裁判所で開かれ、裁判所側は証拠不十分であるとしてチューウィット氏等に対して無罪判決を下しました。 尚、被告の内軍関係者1人に対しては、ルムピニー署から命令であると偽って強制撤去を進めた事を明確に証明できるとして情状酌量の上で8ヶ月の刑が下されています。 スクムウィット・スクエアーの地権を取得し、マッサージパーラーを中心としたエンターテイメントセンターの建設進めるために強制撤去を指示したとして起訴された、当時一大マッサージパーラー・チェーンの総帥として知られていたチューウィット氏に関しては、当初はハーレーダビッドソンだけが友人と語るような、人と交わることを嫌う孤独を愛する謎の人物であると報じられていましたが、その後の警察によるみかじめ料支払い強要疑惑の告発劇で見せたパフォーマンスでタレント性を発揮し一躍マスコミの寵児となり、ついには下院議員にまで上り詰めちゃったことでも知られていますね。(結局下院議員は、90日ルールに抵触するとして欠格の裁定が下されちゃいましたが) また、チューウィット氏の警察告発に対抗し当局側がエンターテイメント業界に対する引き締めを強化した事を嫌ったのか、バンコク - シンガポール間のフライトに搭乗する、いかにもという感じの若いタイ人女性が異様に増えるという現象まで一時起こしていました。 参考
http://en.wikipedia.org/wiki/Chuwit_Kamolvisit【社会の最新記事】
バイクに乗った2人組が走行中の乗用車に向...ラーマ8世橋近くで小型トラックに向けた銃...ASEAN会議場で一時緊迫、不審なバイク...マッサージ嬢をサムライ刀で惨殺した韓国人...トイレの電気を消された事に怒った飲食店の...タイの地元新聞を読む