反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は26日午前、全国の赤服軍団に対して、平和的手段を旨にした強制排除の為にバンコクに向け移動する当局者の徹底阻止を指示すると共に強制排除命令を受けている警察官に対して、先がない政府の指示を無視し大衆側に付くよう呼びかけた。
その際に、ナタウット氏は、集会会場周辺に集結している目的不明の警察官に対して何らかの大規模なアクションをとる可能性がある事を明らかにした。
また、武器を携行してバイクで高速度で移動している軍部隊に関しては、そのような市街戦を誘発する様な脅迫行為を止めるよう政府に訴えた上で、今後かかる集団に遭遇した場合は赤服バイク部隊を派遣し阻止に動く考えである事を明らかにした。
各報道によると、北部や東北部を中心に各幹線道路上に赤服軍団が独自に検問所を設けて当局関係車両の移動を監視しており、またピッサヌローク県の県都内では、赤服軍団が国境警備警察の基地前を封鎖し、警察官の移動を阻止している・
また、同盟が、26日未明までに一端は封鎖が解除されていたパトゥムターニー県内を通る造幣局前のパホンヨーティン通りを当局者移動阻止の為の重要警戒線と位置づけ、再度の封鎖を宣言した事を受け、県内やバンコクから多くの赤服軍団が封鎖行動支援の為に集結を開始している。
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造幣局周辺地図
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