21日23:00過ぎ、バンコクのシーロム通りとラーマ4世通りが交わるサーラーデーン交差点で、おりからルムピニー公園側に砦を築き警戒活動を展開している赤服軍団の一部と反赤服集会を訴えているシーロム・グループとの間で衝突が発生し、外国人を含む複数人が負傷した。重傷者はいない模様。
シーロム・グループに合流する為に現場に到着した主にクローントゥーイ地区やクルンテープ橋たもとのトック通り周辺の若者グループを中心にした約100人の集団が赤服軍団を挑発した事がきっかけで両者間で石や瓶を投げ合う衝突に発展したと見られ、その際に砦の外側に出た一部の赤服軍団がバンファイやタライといったロケット花火を撃ち込む事態にまで発展したが、最終的にパーヤップ・パンゲート氏を初めとする反独裁民主主義同盟幹部が興奮状態にあった赤服軍団を抑え込み事態は鎮静化した。
その後、警察は、鎮静化した後に赤服軍団に対してバイクで付近を周回するなどの挑発を行っていたシーロム・グループ側の3人の身柄を確保し、詰め所が置かれているドゥシターニーホテルに連行したが、この身柄確保に怒った一部のシーロム・グループがドゥシターニーホテルに詰めかけ抗議する場面も見られたという。
タイの地元新聞を読む