反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は21日、アヌポン陸軍司令官が王室の権威をかさに着た"平民"からの圧力を受け、ラーチャプラソン交差点の集会会場に通じる全ての路上の封鎖に動こうとしていると指摘した上で、かかる平民の殺人命令に従うことは軍そのものに問題を引き起こす事になると警告した。
ヂャトゥポン氏は、先にナタウット・サイグゥア氏が指摘したJ.Jなる高貴な女性が、王妃付女官のヂャルンヂット・テーカラ女史である事を明らかにした上で、同女史が我々と同じ平民であるにもかかわらず、不当に王室の権威をちらつかせてアヌポン陸軍司令官に赤服軍団の殺人をせまっていると指摘した上で、アヌポン陸軍司令官がそのような平民の戯れ言に耳を貸すべきでは無いと指摘した。
その上で、ヂャトゥポン氏は、今後赤服軍団の集会への参加を妨害するような事があれば、殺人以外のあらゆる方法で対抗し赤服軍団の為に道を切り開き、場合によってはデモ隊を率いて第11歩兵部隊近衛師団本部に向かい強行突破する考えである事を明らかにした。
また、幹部のウェーン・トーヂラーガーン氏は、未明の3:00、4;00頃から朝にかけて強制排除が行われるおそれがあると指摘した上で、赤服軍団に対して集会会場への集結と帰らずに最低でも常時3万人が会場内に留まっているよう呼びかけた。
一方、最重要拠点であるサーラーデーン交差点前のラーマ6世像前エリアの責任者であるスポン・アッターウォン氏は、軍の強制排除に対して燃えたタイヤと竹槍で徹底抗戦する考えである事を明らかにした。
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