16日11:20迄に確認出来た各報道によると、潜伏中の反独裁民主主義同盟幹部やテロリスト(政府発表まま)の逮捕に乗り出す為にSCパーク・ホテルの包囲に乗り出し特務部隊を初めとする警察当局は、同地に集結していた赤服軍団の強力な抵抗に遭い事実上作戦は失敗に終わった模様。
一部報道は赤服軍団がホテルから撤収を始めたと報じている。
当時、ホテル内にはアリスマン・ポンルゥアンローン氏、スポン・アッターウォン氏、パーヤップ・パンゲート氏等、同日計画されていた全TV局を対象にした行動の指揮を予定していたと見られる幹部が居たとされ、これまでにアリスマン氏が窓からホテル裏に脱出し拘束を免れた他、一部報道は既にアリスマン氏やスポン氏がラーチャプラソン交差点の集会会場に戻っていると報じている。
また、一部報道は、この包囲の際に特殊部隊の副指揮官ないしは首都圏警察本部の副本部長または本部長補佐クラスの警察官を含む3人前後の警察官が赤服軍団の人質にされ、また、包囲行動に参加していた自警団員が、赤服軍団に身柄を確保され集会会場に連行されたと報じている。包囲行動の際に警察官1人が銃弾で負傷したとの報道もある。
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