警察テクノロジー犯罪防止取締局は4日、ケー・トーンことポンワット・トーンソムブーン容疑者がバンコク銀行4支店連続爆破事件が発生する前日の2月26日に連続爆破や市街戦の発生を予告する模様を収録したビデオがYouTube等に公開された問題に絡んで、ポンワット容疑者が参加しビデオクリップのオリジナルを投稿したとされるVoice of Changeと名付けられたチャットルームのチャット記録やサーバー等をCATテレコム社のデーターセンター内で差し押さえた。
今後、ポンワット容疑者を含むチャット参加者のIPアドレス等の調査を進め、参加者に対して事情聴取を行う方針だという。
また、タイTVの報道によると、Voice of Changeのチャットルームは赤服軍団支持者の情報交換の場として利用されていたとされ、警察側はチャットルーム内で情勢扇動に向けた計画の存在を裏付ける会話が為されていた可能性もあると見て、コンピュータ関連犯罪取締法の適用を視野に会話内容の分析を進めているという。
* 関連記事
セーデーン配下の男の逮捕状発行を申請、ビデオ内でバン銀連続爆破を予告?
タイの地元新聞を読む