各報道によると、12日昼過ぎ、バンコクのドーンムァン空港に給油の為に着陸したグルジア籍の航空機(IL-76型機)からRPGやロケット弾の発射装置等合計35トンの兵器類が発見された事を受け、当局側は5人の乗組員の身柄を確保し事情聴取を行うと共に兵器の仕向先や用途等に関する調査を開始した。
乗組員の国籍はカザフスタン人4人、ベラルーシ人1人。また、押収された兵器はナコンサワン県ターカリー郡内にある軍の兵器庫に移送され、安全保障当局が調査を進めているという。
12日22:00前迄に確認できた報道によると、大量の兵器が発見された航空機は北朝鮮からスリランカに向かっている途上で給油の為にドーンムァン空港に着陸したと見られ、また、当該機が大量の兵器を運搬しているとの情報をアメリカの情報当局からタイ当局が事前に入手していたとされる。
尚、身柄を確保された5人の乗組員は、運搬中の物は兵器用の部品でしかないと主張しているという。
一部報道によると、当該機はこれまでにも北朝鮮から中東の国に向かう途上でドーンムァン空港に給油の為に着陸した事があったという。また、今月11日には北朝鮮に向かう途上で給油の為に着陸していたという。
* 問題の航空機
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