タクシン元首相は11日、近々アジア3ヶ国を訪問し、各国の首脳に面会する予定であることをTwitter上で明らかにした。
タクシン元首相は訪問の為に7日から8日間の期間を費やす見通しである事を明らかにしてるが具体的な日程については明らかにしていない。
更にタクシン元首相は、Twitter上で、カンボジアの裁判所からスパイ行為で7年の実刑判決を受けたタイ人技術者(元首相はミススペルで本名を記載)の供述からも、同技術者の情報に基づきタイ政府側が自分のプライベート機を捕捉する為にF16を出動させた事は明らかであると指摘した。
尚、タクシン元首相はTwitter上で訪問予定のアジア3ヶ国の詳細に関しては明らかにしていないが、タイ人技術者が釈放、帰国する見通しになっている14日に同元首相がカンボジアを再訪するとの見方がされている事に関してはアピシット首相は、事実関係は確認できていないとした上で、仮に有罪判決を受けている同元首相を乗せたプライベート機がタイ領空を侵犯するような事があれば、当初からの方針通りF16を緊急出動させ同元首相の捕捉に動くことになるとの考えを示した。
14日にタクシン元首相がカンボジアを再訪するとの憶測に絡んで、プゥア・タイ党がタイ人技術者の恩赦請願書を提出する為に14日にカンボジアに党使節団を派遣する方針を当初明らかにしていた背景に、恩赦がタクシン元首相の直接的な尽力により実現したとのイメージを植え付ける狙いがあったとの穿った見方もされている。
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