ラーチャパット大学スワン・ドゥシット校が行う世論調査スワン・ドゥシット・ポールが首都圏在住の1,161人の回答者を対象に22日から23日にかけて行った調査で、43.75%の回答者がプゥア・タイ党は国会の場でプレーム枢密院評議会議長がチャワリット元首相に対してプゥア・タイ党に合流する事は国家を裏切ることであると指摘した事を取り上げるべきでは無いと回答し、39.28%の回答者がプレーム議長発言を取り上げた事を契機として発生した議会内での与野党間の非難の応酬は不適切であると回答していた事が明らかになった。
この調査は、22日の国会でプゥア・タイ党所属議員で反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏が、プレーム議長の発言は事実上同議長が政府・与党を支配している事を裏付ける証左であると指摘した事を受け国会が紛糾し、最終的に下院議長が国会の中止を宣告した事を受け行われたもので、回答者の82.58%が国会中止を決定したチャイ下院議長の判断を適切な判断であると評価した。
また、62.54%の回答者がタイの政治に飽き飽きしていると回答し、34.28%の回答者が国会内での不要な紛糾を防止する為に国会規則に従わない政治家に対する罰則を強化するべきであると回答した。
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