先にプゥア・タイ党下院議員団長を辞職する意向を示していたチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は13日、憲法改正を巡って対立が伝えられていた同党国会対策委員会委員長のウィタヤー・ブラナシリ氏との間の問題が解決した事を明らかにした上で、党が望むのであれば下院議員団長からの辞職願いを撤回する考えである事を明らかにした。
チャルゥム警察大尉によると、ウィタヤー氏との対立は単なる意見の対立でしか無く個人的な対立は元から存在していなかったのだという。
この発言に先立ちチャワリット元首相がチャルゥム警察大尉とウィタヤー氏との間に立って和解に向けた話し合いを進めていた事を明らかにしていた。
しかし、チャルゥム警察大尉は、憲法改正に関しては、あらためて和解推進の為の憲法改正検討委員会の提案に基づいた憲法改正では国内和解を実現する事が出来ないとして憲法改正論議からの離脱を決定した先の党会議の合意を支持する考えである事を確認した。
また、政府側がビジョンを持たない人物であると指摘している事に関しては、アピシット首相との直接討論でこの指摘が間違っている事を証明させて欲しいとした。
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