ラーチチャパット大学スワン・ドゥシット校が行う世論調査スワン・ドゥシット・ポールが首都圏在住の各階層の住民1,296人を対象に1日から3日にかけて行った調査で、54.17%の回答者が去就が注目されているアピシット首相付主席秘書官のニポン・プロームパン氏の辞任により民主党内に存在している内部対立が浮き彫りにされる事になると回答していた事が明らかになった。
更に、ニポン氏の辞任による民主党に対する信頼への影響に関しては56.86%の回答者が低下をもたらすと回答し、39.21%の回答者が変わらない、3,93%の回答者がむしろ信頼が向上すると回答、また、政府に対する信頼に関しては、59.40%の回答者が低下する、36.63%の回答者が変わらないと回答した。
また、仮にニポン氏が辞任した場合に考えられる辞任理由に関しては、最も多い40.42%の回答者が首相との意見の相違をあげ、25.53%の回答者がアピシット首相の施政に対する不満、14.89%の回答者が政界では普通に起こることと回答した。
一方、ニポン氏の辞任による影響をくい止めるために首相がやるべき事に関しては、最も多い34.04%の回答者がアピシット首相は党内問題の早期解決に努めるべきと回答し、27.66%の回答者がアピシット首相は国民や党員に対して一連の経緯を明確にするべき、21.28%の回答者がアピシット首相は特定者への利益供与を排除し透明な職務を心がけるべきと回答した。
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