反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は1日、赤一色月間をテーマに10月中に3回に渡って大規模集会の開催を計画している事を明らかにした。
計画されている集会は1997年憲法発効日である11日に民主記念塔前(報道により戦勝記念塔前)で計画されている1997年憲法の再運用要求をテーマに据えた集会、タクシン元首相の恩赦誓願提出から60日目となる16日に首相官邸前で計画している政府による恩赦誓願に対する不当な対応をテーマに据えた集会及び24日に国会ビル前で計画されている政府に対する不信任をテーマに据えた集会。
一方、同盟3幹部と袂を分かったヂャクラポップ・ペンケー氏が寄稿している赤服軍団系週刊誌レッドを発行している同盟幹部のソムヨット・プルゥクサーガセームスック氏は1日、民主運動の象徴的な日とされる14日にサナームルワンで集会を開催する方針を明らかにしている。
これは、同日国民投票が伴う憲法改正に反対を表明する書状を野党国会対策委員長のウィッタヤー・ブラナシリ氏に提出した後に明らかにされたもので、国民投票が伴わない立法府だけによる憲法改正要求に対する対応をフォローする為に14日に大規模集会を招集する方針であるとした。
尚、14日の集会が同盟3幹部と共同歩調で行われるものなのかは不明。
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