タクシン元首相にクーデターの背後関係を暴露したと伝えられる元国内治安維持部隊作戦指令本部副本部長のパンロップ・ピンマニー大将は15日、反独裁民主主義同盟の政府打倒を目指した戦いの結末は最初から見えていたと語った。
この発言はパンロップ大将が同盟の"戦い"への関与を否定した際に語られたもので、パンロップ大将は、相談を持ちかけてきた同盟の一部幹部との会話から、ウィーラ・ムシッカポン氏、ヂャトゥポン・プロームパン氏及びナタウット・サイグゥア氏の3幹部の指揮下にある同盟の活動には計画性、方向性が見えず最初から結末が見えていた事を同盟に合流しなかった理由としてあげた。
また、パンロップ大将は、大衆の支持を取り付けないまま、過激な活動によりバンコクの住民との間で軋轢を引き起こした事が同盟の失敗の要因の一つになったと指摘した。
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