9日朝、パッターニー県ヤッラン郡内の路上脇で、60歳のイスラム系住民男性が首を切断され殺害された状態で発見された。
目撃証言等から、男性は別の場所で殺害され首を切断された上で、発見場所となった路上脇に切断された首と共に遺棄されたものと見られている。
同県サーイブリー郡内では、8日20:00前、人数不明の一味が軍の臨時駐留地に向け銃を乱射し、約10分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走し、レンジャー部隊員1人が負傷を負った。
また、同県ヤリン郡内では、8日15:00前、警察関係車両の通過に会わせた爆発が発生し、警察官8人及び付近に居合わせた25歳と17歳の学生が負傷を負った。
ナラーティワート県ランゲ郡内では、8日未明、人数不明の一味が、路上の警戒作業中だった4人のレンジャー部隊員に向け銃を乱射し、約10分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走し、自警レンジャー部隊員を含むレンジャー部隊員4人全員が重傷を負った。
同県県都内では8日午前、小型トラックで乗り付けた男が、バイク店内にいた店主男性に向け銃を乱射し、店内にいた客の学生3人が流れ弾により負傷を負った。
ヤッラー県県都内では、8日19:30前、飲食店内で食事中だったドリアンの販売を業とするイスラム系住民男性(28)が、店内に押し入った男に銃殺された上で所持していた約5万バーツ入りのウエストバッグを強奪された。
先立つ8日19:00前、同県県都内にあるサッカー競技場内で友人等とサッカーに興じていた25歳の自警レンジャー部隊員が何者かに銃撃され死亡した。尚、報道によりサッカーの試合を終え、近くにある軍の駐留地に向かっている途上でバイクに乗った2人組に銃撃されたとするものもある。
タイの地元新聞を読む