パラン・プラチャーチョン党登記責任者のサマーン・ルットウォンラット氏は8日、同党党首のサマック首相が党に対して、万が一の党解党に備え党員の移転先となる新党の結党を早急に進めるよう指示していた事を明らかにした。
これは、同党元副党首のヨンユット・ティヤパイラット氏の選挙違反が確定したことにより党解党の審理対象になっている同党に対して解党命令が下される事が確実視されている事を受けた措置で、サマーン氏によると、既に2-3の政党の結党準備ができているという。
一方、パラン・プラチャーチョン党内の信頼できる消息筋は、既に同党に対して暗然たる影響力を持っているとされる元タイ・ラック・タイ党幹部のネーウィン・チットチョープ氏及びパラン・プラチャーチョン党幹事長のスラポン・スゥプウォンリー氏(副首相兼財務大臣) が、パラン・プラチャーチョン党の解党を睨んで既に新党結党に向けた準備を進めている事を明らかにしている。
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