国家警察本部は17日、19日に行われる聖火リレーに対する妨害行為に対して厳格に法を執行する方針を確認した。
これは、法輪功やチベット弾圧に抗議する内外の人権団体関係者やチベット解放支援者等が強硬な抗議活動を展開するおそれがある事を受けたもので、同本部側によると、妨害行為に対して厳格に法を執行すると共に、外国人に関しては、国外退去及び再入国禁止措置はもとより、居住権を持つ外国人に対しては居住権の永久剥奪という厳格な処分を下す方針で臨むという。
尚、交通障害を引き起こしたり、器物損壊行為等が伴わない平穏を旨にした法の精神に則った抗議活動に関しては認められており、また、円滑な聖火リレーを担保する為に、抗議活動に参加する者を囲い込む為のゾーニング作業が既に行われているという。
18日3:00前にインドから到着した聖火の火は、バンコクの都心部にあるホテル内で、聖火の火に随行している中国側から派遣された監視要員が、タイ当局を付近に近づけない状態で監視にあたっている。
また、聖火の火が到着した際に、華人系タイ人がタイの国旗ではなく、中国の国旗を振って到着を歓迎する異様な光景も見られた。
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