14日9:00前、ナラーティワート県ヂャネ郡内で、20人を下らないと見られる一味が、教師の警護作業を終え路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物を爆発させると共に、路上等に投げ出された軍関係者に向け銃を乱射し軍関係者8人が死亡した。
一部報道は、一味側と軍関係者との間で30分近くに渡る銃撃戦が展開されたと報じている。
一味側は、爆発の衝撃で路上に投げ出された軍関係者の顔の識別が出来ないようにする為に頭部に向け執拗に銃を撃ち込むと共に内1人の首を切断し車両の脇に放置し、更に軍関係者が所持していたM16を始めとする銃器類10丁を強奪して逃走した。
また、先立つ8:30前にはヤッラー県ヤッハー郡内で、人数不明の一味が徒歩で路上の警戒作業にあたっていた軍関係者を狙って爆発物を爆発させると共に銃を乱射し、約10分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走し、この爆破・銃撃戦により2人の軍関係者が負傷を負った。
更にパッターニー県サーイブリー郡内では13日18:00過ぎ、バイクの2人乗りで路上を走行中だったイスラム系住民姉妹がバイクに乗った2人組に銃撃され、31歳(報道により40)の妹が死亡し姉が重傷を負った。死亡した妹の夫は郡付きの自警組織員だった。
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