9日午後、ナラーティワート県内で連続して銃撃事件が発生し、女性2人を含む4人が死亡した。 同県県都内では15:00過ぎ、小型トラックに乗った4人組がゴム農園内でゴムの木の小型トラックへの積み込み作業中だった仲買業者等に向け銃を乱射し、52歳と15歳の男性が死亡し、17歳と30歳の男性が重傷を負った。4人は何れもイスラム教徒だった。 更にルゥーソ郡内では夕方過ぎ、バイクの2人乗りで路上を走行中だった40歳と35歳のイスラム系住民女性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。40歳の女性の弟は村自警組織に所属していた。 一方、パッターニー県ヤッラン郡内では15:00過ぎ、人数不明の一味が教師の警護作業を終えバイク4台に分乗し本隊に戻る途上にあった軍関係者8人に向け銃を乱射し、数分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。 この銃撃戦により軍関係者1人が負傷を負った。尚、一部報道は一味側が路上脇に仕掛けた爆発物を爆破させた上で銃を乱射したと報じている。
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