7日15:00前、パッターニー県マーヨー郡内で、路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発し、プラヂュワップ・キーリーカン県内の師団から派遣されていた軍関係者2人が死亡し、4人が負傷を負った。負傷を負った4人の内2人は重傷だという。 爆発物の起爆には自動車用のリモートコントロール装置が使用されたと見られる。 また、ソンクラー県内では、7日7:00前にサバーヨーイ郡内のゴム農園内で、ゴム液の採取作業中だった仏教系住民夫婦が、付近に潜んでいた2人前後と見られる一味に銃撃され42歳の妻が死亡し、52歳の夫が重傷を負った。 一方、軍・警察の混成チームは7日未明、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で集中摘発を行い、村内のモスク内でM16用の銃弾94発、ゲリラ戦に関する書物、法務省科学捜査研究所所長代行のポンティップ・ローヂャナスナン女史や失踪イスラム弁護士夫人として知られるアンカナー・ニーラパイヂット女史(国家立法議会議員、国家憲法起草議会議員)等の名前が記された暗殺目標対象者の名前を記したと見られるリスト等を押収した他、民家内に潜んでいた22歳から29歳の男4人の身柄を拘束した。 また、前日に国内通商事務所付きの運転手が殺害され遺体に火を放たれるという凄惨な事件が発生したヤッラー県県都内ターサープ地区内で7日未明に行われた集中摘発により12人が、また、同県ラーマン郡内で行われた集中摘発では32人が身柄を拘束されている。
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