2日19:00頃、親タクシン系のPTVが集会を開催していたサナーム・ルワンに近い民主記念塔前に黄色い服を着た者を含む主に屈強な男で構成された300人前後の集団が現れ、和解推進を訴えると共に付近で集会を開催していたPTVを非難したが、僅か1時間足らずで殆どの者が現場から退散した。 集団に参加していた者が、バンコクの清掃関係当局の大物の指示で参加したと語っているようだが、集団とバンコク行政当局との関係を含む背後関係に関しては不明。 その後、同様な活動がラーマ8世橋、ラーマ4世橋付近やカーオ・サーン通り等8ヶ所で行われていた事が確認された。 一方、PTVのウィラ会長は2日開かれた集会の壇上で、軍側がバンコクに非常事態令が宣告された状況を想定して戦力を配置していると指摘すると共に、バンコクの行政当局が各特別区事務所に対して1,000人の人材及び4万バーツの食事代を確保しヂャトゥヂャック公園に於ける反PTV集会を標榜した集会に参加させるよう指示したと指摘した。 尚、バンコクのアピラック知事は、PTVの集会に対抗する勢力を動員したとの指摘を否定している。 また、ウィラ会長は、31日の集会後に一部の参加者がプーヂャッガーン紙・ASTVの社屋前に集まり、投石行為等により警備員に傷害を負わせた事に関しては、PTVの集会に参加した者とは無関係な者の仕業であると主張した。 一方、PTV幹部のナタウット・サイグゥア氏は、今後目標に掲げている国家安全保障委員会が「出て行く」まで毎日16:00からサナーム・ルワンで集会を開催する方針を明らかにした。
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