政府広報局は20日、まだ行政裁判所の判断が下されていないとして、3月1日に開局が予定されているタイ・ラック・タイ党系と目されるテレビ局PTVの開局に待ったをかけました。 PTVは、タイ・ラック・タイ党が政権時代に違法開局であるとして行政裁判所に提訴したソンティ・リムトーングン氏系のASTVと同様にインターネット回線を通して国外の通信衛星を経由してタイ国内の一般家庭やケーブルテレビ局に配信する放送局で、権力を欲しいままにしていた政権党時代に政敵つぶしの為に提訴した行政訴訟が、そのまま自分達の足かせになった形になっているようです。 尚、タイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン暫定党首は、PTVの代表者が元党員で、また開局に党員が関与している事は認めたものの、党としては放送局を設立したり設立を支援する方針は無いと語っていたようです。 一方、ソンティ・リムトーングン氏は、ASTVが合法であると認められるのであれば、PTVの開局に反対する理由は無いと語っていたようです。
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