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　医療機関の経営支援を行うSBCメディカルグループホールディングス（SBC、米国カリフォルニア州）は、アジア戦略の一環として、美容医療市場が急成長するタイへの本格参入を見据え、同国内で薬局・クリニック事業を展開するBLEZアジア（BLEZ社、バンコク）とコンサルティング契約を締結し、バンコク・アソート地区で年内を目処に新クリニックを開業すると発表した。

　SBCによると、BLEZ社が新たに開院するシミ治療を中心としたクリニックに経営支援を実施する。同クリニックの診療品質の基盤となるプロトコル整備に関与し、現地の肌質傾向や環境を踏まえた導入機器の選定や、治療品質の適正化を支援する。

　SBCの相川佳之CEOは、「日本の美容医療は、きめ細やかな技術と安全性の高さにおいて、世界に通用する競争力を持っている。成長著しいタイ市場において、BLEZ社のような信頼ある現地パートナーと手を組めたことは大きな前進だ。日本発の医療サービスが現地に根付き、新たな価値を生むモデルを構築していきたい」とコメント。

　BLEZ社の飯田直樹CEOは、「タイの美容医療市場は年々拡大を続け、施術の品質や安全性に対する関心も一層高まっている。今後は両社の強みと経験を融合し、日本発の高度で安心できる医療サービスをタイに根付かせ、地域の皆さまに長く愛されるブランドを築きたい」としている。

　BLEZ社は、バンコクを拠点に10年以上の薬局・クリニックを展開する日系企業。ブレズ薬局やブレズ漢方薬局、内科、歯科、動物病院などを展開している。