屋外用ベルトコンベヤ部品の設計・製造を手掛けるJRC(大阪市西区)は16日、タイでシェルコアマシンを製造・販売するInternational Foundry Machinery(本社:タイ・サムットプラカーン県、以下IFM)の全株式49%を取得したと発表した。
同社によると、株式取得は11月18日開催の取締役会で決議。手続きは12月3日に完了した。12月中旬を目途に、IFMの社名を『JRC IFM』に変更する予定。
株式取得により、IFMが保有する顧客や設備、人員などの事業基盤と、同社のコンベヤ事業に関するノウハウを共有。タイ・東南アジア市場でコンベヤビジネスの拡大を図る狙い。
IFMは、鋳造業の総合商社であるツチヨシ産業(広島県広島市)のタイ・グループ会社。主に自動車・農業関連などの鋳造業界向けに、シェルコアマシンの製造・販売・メンテナンスを展開している。